歯医者虎皮

歯医者

恐怖の歯医者

恐怖の歯医者体験は私がまだ小学生だった頃に遡ります。ある日奥歯の歯茎に少し違和感を感じたものの、放っておけば治るだろうと特に気に留めず放置していました。しかし、日に日に違和感は痛みに変わり、舌先で触るとぷっくりと腫れているのが分かるようになってきたのです。そこですぐに親に相談すればよかったものの、歯医者が大嫌いだった小学生の私は痛みを堪えて隠し続けていました。それが恐怖体験の大きな原因になるとは知らず…。食事の量が減ったり、大好きなお菓子を食べることを躊躇するようになった私を見てどこかおかしいと勘付いた両親に問い詰められ、即歯医者行きが決定しました。歯茎を見た両親が青ざめるほど腫れは悪化しており、歯医者に行く間どうして今まで黙っていたのかと責められたにを覚えています。検査の結果、乳歯の根っこが虫歯に侵されていて、抜く以外方法はないとのことでした。よく分からないまま治療が開始され、恐怖で冷や汗をかきながらも、ようやく好きなご飯が食べられる…とホッとした瞬間のことでした。体験したことのない猛烈な痛みが歯茎を襲ったのです。声にならない声で叫ぶと治療の手が止まったので、私は勢いよく起き上がって見てしまったのです、麻酔の注射針を。背筋が凍った私が選んだのは、治療からの逃亡でした。無我夢中で院内を走り回ったものの、両親と歯科助手さんに追いかけられ、半ば強制的に席に戻されて気絶しそうになりながら初めての抜歯を終えました。完全にその記憶はトラウマとなり、大人になった今でも歯医者は少し緊張してしまいます。

『最近の歯医者は、どの様な治療をするの』

『歯が、ぐらぐらしていたので歯医者に行って見ました』何十年も歯医者に入った事が無かったので、インターネットで自宅の近くの歯医者さんを探して、直感で良さそうな歯医者さんへ行って見る事しました。■奥歯が、ぐらぐら、どの様な治療をするのか不安です。そろそろ、自然に抜けると思って居ましたが、なかなか抜けず、食事をする度に気になりだしたので、歯医者さん行く事を決めました。初めてドアを開けて入り、受付に、(心臓が、とび出る程の緊張です)暫くして呼ばれ、診療室に入りました。広い部屋に椅子が在り、テレビで見ているのと同じでした。先生が口の中をみて、行き成りでした。是から麻酔をして奥歯を抜きます、と言いましたが、(心の準備がまだ出来ていない)とっさに出た言葉は痛くないのですか、でした。麻酔注射をする時にちくっとするだけとの事でした。■最近の歯医者さんは、痛くない治療をしていました。麻酔をして、ぐらついていた歯を引っ張ってり、曲げたり、少しも傷みを感じる事無く、奥歯を抜いてから、歯茎を電気癒着でじりじりと焼いて付けていた様ですが、全く傷みは無く終了しました。

歯医者で利用する局所麻酔には種類がある

歯医者で治療を行う際、痛みが伴うことが懸念されると局所麻酔をすすめられます。この際に、どういった種類の局所麻酔を行うか詳しく説明をしてくれる歯医者であれば望ましいのですが、場合によってはただ麻酔を施すということだけ患者に伝え、実行するというケースも目立ちます。大きく分けるとこの局所麻酔には3つの種類があります。その1つが塗布するタイプの表面麻酔です。こちらはその後に利用する麻酔針の痛みを軽減させるため、歯茎の表面の感覚を麻痺させるのを目的に使用します。肝心の歯の治療に効果があるのは浸潤麻酔、伝達麻酔です。浸潤麻酔は痛いと感じている歯肉に麻酔薬を直接注入し、治療時の感覚を柔らかくします。昨今では麻酔針も細く痛みがないタイプが多くなり、負担が少なくなりました。もう1つ、伝達麻酔は、麻酔が効きにくいとされる頑丈な奥歯に使用される麻酔で、親不知の抜歯などにも使われます。歯医者ではこれらにプラスして、さらに精神安定に作用する笑気麻酔や静脈内鎮静法を利用することにより、ストレスのない治療を受けることが可能です。和光市 歯医者